VacuTEC2020

ラボ試験および少量生産向け真空プラズマ処理装置

TANTEC社のプラズマ処理装置「VacuTEC2020」は、立体形状品や金属と樹脂の混合品など、様々な射出成形部品の処理向けにコンパクト設計された装置です。
後工程のコーティング、接着、塗装、印刷用途において、最適な接着特性を提供します。
アルゴンや酸素などのプロセスガスも使用できますが、高い出力でプラズマを発生させるため、ほとんどの場合、使用する必要はありません。
タッチパネルによりシンプルな操作性で使いやすく、卓上タイプや架台付きを選択できます。
VacuTEC 2020は、専用の高性能なジェネレーターとトランスを組み合わせて、安定したプラズマ処理を実現します。

動画のサムネイル

特長

  1. 取り付けや使い方が簡単
    複数の部署におけるテストや、さまざまな部品またはプロジェクト間での移動が可能です。装置は、主電源に接続するだけ利用できます。
  2. 短い処理時間
    高出力の放電により、材料に応じて20~120秒の処理時間を実現します。
  3. 真空レベル
    プラズマ放電は、用途に応じて0.1~3 mbarの範囲で動作します。
  4. プロセスガス
    酸素やアルゴンなどのプロセスガスを使用できますが、ほとんどの場合、不要です。
  5. プロセス制御
    プラズマプロセス全体は、HV-XジェネレータとPLCユニットによって制御されます。すべてのパラメータはタッチパネルに表示されます。
  6. 費用対効果の高い表面処理
    消費電力が少なく、特別な処理ガスが不要なため、表面の濡れ性と接着性を向上させるための非常に費用対効果の高いソリューションです。
  7. チャンバーの開閉扉
    観察窓と安全スイッチ付きのヒンジドアで設計
  8. 処理結果は量産設備へ移行可能
    同一コンセプトを採用しているため、本格的な生産装置へ処理条件の移行が簡単です。
技術仕様 VacuTEC 2020 | 真空プラズマ処理装置
主電圧および周波数 AC100~48V、50/60Hz
出力電圧/プラズマ出力 最大350Vp/最大350W
電源 標準HV-Xジェネレーター
圧縮空気吸込口 3bar(ドライ&クリーン)
処理ガス 標準:空気 ※酸素、アルゴン、窒素(ご要望に応じて)
真空ポンプ容量(m³/分) 50m³/分(その他はご要望に応じて)
真空レベル 0.1~3mbar
一般的な真空引き時間 標準22秒~(1mbarの場合)
プラズマ処理時間 標準20~120秒(材料によって異なる)
操作および接続 Tantecタッチパネル搭載
適合規格 CE、RoHS、WEEE
寸法 752×503×432mm
重量 80kg
処理高さ 105mm
トレイサイズ 200×200mm

Contact

お電話でのお問い合わせ

048-222-1730

受付時間/9:00-17:30[月~金]

WEBからのお問い合わせ